a diary

渡 watary a diary歌詞
1.I'm a shark

作詞:渡和久
作曲:渡和久

暗い海底で光求めては
飢えた眼差しをただ振り回すだけ

何処にあるの 何時か辿り着けるの
問い掛ける声さえも泡になり消えるだけ

止まる事など許されない
悲しい宿命(さだめ)を背負って
同じ景色をどこまでも
ただ前にだけ ただ前にだけ

I'm a shark
I'm a shark
I'm a shark
泳ぎ続けるだけ

早い水流に光飲まれては
痩せた鼻先でただ嗅ぎまわるだけ

どこかにあるさ いつか辿り着けるさ
言い聞かせる声さえも砂が舞い濁るだけ

止まる事など許されない
悲しい宿命を背負って
同じ景色をどこまでも
ただ前にだけ ただ前にだけ

恐れや不安や戸惑いが
僕の行く手を阻むなら
いっそ心全部捨て去って
ただ前にだけ ただ前にだけ

I'm a shark
I'm a shark
I'm a shark
泳ぎ続けるだけ

I'm a shark どんなに辛くても
I'm a shark どんなに険しくても
I'm a shark 力尽きるまで
泳ぎ続けるだけ

I'm a shark どんなに遠くても
I'm a shark どんなに見えなくても
I'm a shark 光照らす方へ
泳ぎ続けるだけ


2.前夜

作詞:渡和久
作曲:渡和久

胸の鼓動が耳に障る
静寂よりも静かな夜
淡い光のスコープで
物好きな月が僕を覗く

期待と不安が肩を組み
眠れぬ僕に話し掛ける
夢のありかを尋ねたら
夜風に答えを奪われた

前夜 前夜 旅立ちの前夜
前夜 前夜 持て余す情熱はまるで曖昧なメロディー

時計の針が足を止める
永遠よりも長い夜
闇を敷き詰めたグラウンドで
無邪気な星が僕を誘う

期待と不安が肩を組み
眠れぬ僕に話し掛ける
夢を描いて渡したら
夜露が絵の具を滲ませた

前夜 前夜 旅立ちの前夜
前夜 前夜 持て余す情熱はまるで曖昧なメロディー

前夜 前夜 旅立ちの前夜
前夜 前夜 持て余す情熱はまるで曖昧なメロディー


3.街角の音

作詞:渡和久
作曲:渡和久

あぁ 僕たちはこの狭い街の中で
肩を寄せ合いながら生きてる
誰もがそれぞれ違った事情を背負ってるから
まぁ 腹が立つことも たまにゃあるもんさ

そんな時ゃ ほらこっちへおいでよ
行き場のないイライラで誰かを傷つけてしまう その前に

さぁ 歌おう 文句や悪口さえメロディーに乗せて
手を叩こう 怒りや憎しみなどリズムに変えて
気が付けば胸の奥の真っ暗闇でよどんだすべてが
穏やかな 穏やかな音色を奏でてく

さぁ 歌おうよ ラララ…手を叩こう ラララ…
街中に響くように

あぁ 僕たちはこの狭い街の中で
目をそらし合いながら生きてる
誰もがそれぞれ同じ無情を感じてるなら
まぁ 腹を割ることも たまにゃいいもんさ

そんな時ゃ ほらこっちへおいでよ
行き場のないモヤモヤで誰も信じられなくなってしまう その前に

さぁ 歌おう ぼやきやため息さえメロディーに乗せて
手を叩こう 孤独や虚しさなどリズムに変えて
気が付けば胸の奥の真っ暗闇でよどんだすべてが
暖かな 暖かな音色を奏でてく

さぁ 歌おう ラララ… 手を叩こう ラララ…
さぁ 歌おう ラララ… 手を叩こう ラララ…

悲しいニュースが流れないように ラララ…
冷たい涙がこぼれないように ラララ…
本当は誰もがそう願ってる ラララ…
この想いをひとつに集めて ラララ…
そうさ 街中に響くように


4.君の為にできること

作詞:渡和久
作曲:渡和久

誰もが微笑むはずの晴れた青空の下
声も上げずに君は涙を我慢してた

まるでこの世界から取り残されたようで
戸惑いながら僕はそっと君を抱きしめた

あぁ この手が君の心に もしも届くなら
その悲しみを全部取り出して捨ててしまえるのに

La la la…I love you
La la la…I love you
悔しいよ この想いを僕はただ歌うだけ

誰もが眠るはずの暗い星空の下
声を弾ませ君は夢の話をしてた

ふいにこの世界から連れ去りたくなって
頷きながら僕はぎゅっと君を抱きしめた

あぁ この背に羽根を広げて もしも飛べるなら
君を乗せて描いた景色を見せてあげられるのに

La la la…I love you
La la la…I love you
虚しいよ この想いは胸の奥に響くだけ

どんなに君の傍にいても
どんなに君を知り尽くしてても
君の為に僕ができること
何ひとつ見つけられなくて

La la la…I love you
La la la…I love you
悔しいよ この想いを僕はただ歌うだけ

La la la…I love you
La la la…I love you
虚しいよ この想いは胸の奥に響くだけ


5.自転車に乗って

作詞:渡和久
作曲:渡和久

リンリンリン…

走る走る 夜明けの道を自転車に乗ってどこまでも
遠く遠く 知らない街へ自転車に乗ってどこまでも

付きまとう あぁ 悲しみが
長い夜に僕を閉じ込める
眠れない 今この部屋を
飛び出せば何かが変わるかな

走る走る 夜明けの道を自転車に乗ってどこまでも
遠く遠く 知らない街へ自転車に乗ってどこまでも さぁ

リンリンリン…

繰り返す はぁ ため息も
深い夜の闇に消えるだけ
眠れない 今 この部屋を
飛び出せば何かが変わるかな

走る走る 夜明けの道を自転車に乗ってどこまでも
遠く遠く 知らない街へ自転車に乗ってどこまでも

いつもと同じようにもうすぐ日が昇る
ありふれた一日がまた始まるだけさ
それなのになんでだろう 人はみな信じてる
新しい朝の先にあるものを

走る走る 夜明けの道を自転車に乗ってどこまでも
遠く遠く 知らない街へ自転車に乗ってどこまでも さぁ

リンリンリン…


6.涙

作詞:渡和久
作曲:渡和久

覚えてるかい あの日のこと
僕は今でも忘れやしないよ
恥ずかしがるようにいつも笑ってた
君が涙を僕に見せた日だから

痛みを打ち明ける
君の瞳にあふれてくるもの
悲しみが生み出したはずの
それはなぜだろう とても とても

きれいな涙だった
胸がざわめいた
守りたい そう思った
僕は誰より優しくなった

好きだよ…

我慢してた分だけ
とめどなくこぼれてくるもの
苦しみが生み出したはずの
それはなぜだろう とても とても

きれいな涙だった
胸がざわめいた
何も怖くない そう思えた
僕は誰より強くなった

始まりは涙だった
僕は恋をした
離さない そう誓った
僕は誰より素直になった

好きだよ…
好きだよ…

覚えてるかい あの日のこと
僕は今でも忘れやしないよ
君の涙が僕を変えた日だから


7.ゴロゴロモンスター

作詞:渡和久
作曲:渡和久

アイツがやってくる 真夜中の寝室に
アイツがやってくる 足音も立てずに
甘い声で囁いて僕の眠りを毎晩脅かしては
そのキバですべてを食い尽くしちまう
アイツはモンスター

「おい 早くメシを出せ 今オレ様は腹が減ってしょーがねーんだ
本マグロ入り生ホタテ入りの上物じゃなきゃ許しはしねーぞ
フー!」アイツは

ゴロゴロ ゴロゴロ ニャー ゴロゴロ ゴロゴロモンスター
ゴロゴロ ゴロゴロ ニャー ゴロゴロ 毛むくじゃらのモンスター

アイツがやってくる細い窓の隙間から
アイツがやってくるカーテンを押しのけて
妖しい目を光らせて僕の心を毎晩かき乱しては
そのツメで全てを切り刻んじまう
アイツはモンスター

「おい もっとヒモを揺らせ 今オレ様は暴れたくてしょーがねーんだ
ほらネズミのように ほらバッタのように 怠けやがったら許しはしねーぞ
フー!」アイツは

ゴロゴロ ゴロゴロ ニャー ゴロゴロ ゴロゴロモンスター
ゴロゴロ ゴロゴロ ニャー ゴロゴロ トラ模様のモンスター

G・O・R・O G・O・R・O G・O・R・O G・O・R・O ゴロゴロモンスター
G・O・R・O G・O・R・O G・O・R・O G・O・R・O ゴロゴロモンスター

迷惑なのに放っとけない 面倒くさいのにクセになる
憎たらしいのに憎めない 不思議な魔力で僕を支配する
ウー! アイツは

ゴロゴロ ゴロゴロ ニャー ゴロゴロ ゴロゴロモンスター
ゴロゴロ ゴロゴロ ニャー ゴロゴロ 毛むくじゃらのモンスター

ゴロゴロ ゴロゴロ ニャー ゴロゴロ ゴロゴロモンスター
ゴロゴロ ゴロゴロ ニャー ゴロゴロ トラ模様のモンスター


8.シンガーソングライター

作詞:渡和久
作曲:渡和久

相変わらず今夜も
僕はピアノとにらめっこ
鍵盤たちはガチャガチャ騒ぎ立てて
僕の言うことなんて聞いちゃくれない

こんな調子で今夜も
僕は朝日を拝む運命(さだめ)なのか
灰皿の山は白い煙を吐き
何だかまるで今にも噴火しそう

それでも僕はいつだって
ずっと想像してるんだ
素敵な歌ができたよって言った時の
君が目を輝かせる瞬間を さぁ

笑ってくれるように ラララララ
泣いてくれるように ルルルルル
口ベタな僕にとって歌こそが
君に想いを伝える方法だから

相変わらず今夜も
僕は楽譜とにらめっこ
音符たちはあっちこっち暴れ回り
僕の言うことなんて聞いちゃくれない

こんな調子で今夜も
僕は朝日を拝む運命なのか
コーヒーの海をいくら泳いでも
探し求める島は遥か彼方

それでも僕はいつだって
ずっと想像してるんだ
新しい歌を初めて歌った時の
君が耳を傾ける瞬間を さぁ

笑ってくれるように ラララララ
泣いてくれるように ルルルルル
口ベタな僕にとって歌こそが
君に想いを伝える方法だから さぁ

踊ってくれるように ダリラリラ
手を叩いてくれるように ドゥビドゥビドゥ
不器用な僕にとって歌こそが
君とひとつに繋がる方法だから

A good song, fall in me
A good song, send my heart
A good song, fall in me
I wanna sing a good song for you right now

A good song, fall in me
A good song, send my heart
A good song, fall in me
I wanna sing a good song for you right now


9.旅立ちの瞬間(とき)

作詞:渡和久
作曲:渡和久

旅立つ前には眩しい笑顔で
言わなきゃならない言葉があるんだ
過ぎ去ってしまったら もう戻って来ないから
今ゆっくりとゆっくりとあなたに伝えよう dear my friend

あぁ この瞬間(とき)を僕はずっと忘れない
あなたと出会えた奇跡を胸に抱きしめて
サヨナラ

旅立つ先には冷たい笑顔で
耐えなきゃならない痛みがあるんだ
そのたびにあなたを描き出せるように
今大切に大切にあなたに伝えよう dear my friend

あぁ この瞬間を僕はずっと忘れない
あなたと出会えた奇跡を胸に抱きしめて
サヨナラ

Your smile makes me strong
Your tears make me gentle
Your everything makes me happy
But they become my memory

旅路の果てには本当の笑顔で
あなたに見せたい景色があるんだ
歩き始めたらもう振り返らないように
今はっきりとはっきりとあなたに伝えよう dear my friend

あぁ この瞬間を僕はずっと忘れない
あなたと出会えた奇跡を胸に抱きしめて dear my friend

あぁ この広い世界中のどこかに
あなたがいるなら僕はきっと大丈夫
サヨナラ

サヨナラ
Bye bye my friend
(You are the best friend of mine)
My friend
(If time goes around)
Bye bye my friend
(You are the best friend of mine)
I never forget you forever…


10.かくれんぼ

作詞:渡和久
作曲:渡和久

電車を待ちゃあ人だかり
改札を出りゃあ人の波
押し流されりゃあ右左
ああ、この街は人ばかり

慌ただしい挨拶に息を切らし
駆け回る誰もが働き盛り
人との付き合いが社会の決まり
でも あいにく僕は人見知り

笑顔を作り 言葉を飾り
偽る日々に疲れては
時折ひとり目をつぶり
胸の奥に呼び掛けてみるのです

もういいかい まぁだだよ
もういいかい まぁだだよ
僕の心は静かな茂みを探し
今日もまたかくれんぼ

信号を待ちゃあ人だかり
青色に変わりゃあ人の波
途方に暮れりゃあ右左
あぁ、この街は人ばかり

絶え間のない競争に身を削り
駆け回る誰もが働き盛り
人との付き合いが勝敗を握り
でも あいにく僕は人見知り

真面目を気取り 理屈を語り
偽る日々に疲れては
時折ひとり耳をすまし
胸の奥に呼び掛けてみるのです

もういいかい まぁだだよ
もういいかい まぁだだよ
僕の心は静かな茂みを探し
今日もまたかくれんぼ

もういいかい まぁだだよ
もういいかい まぁだだよ
僕の心は静かな茂みを探し
今日もまたかくれんぼ

誰にも見つからないように
今日もまたかくれんぼ